Top > Menu > Spec. > Review | R32 SKYLINE GTS-4 (HNR32) |
【HKS FRONT PIPE】 マフラー・エアクリと交換してみて,かなりフィーリングがよくなったので,今度はフロントパイプを交換してみました。触媒を通ると排気ガスの温度はガクンと下がるそうですが,フロントパイプはまだ高温の膨張した排ガスが通るそうです。そこを太くして効率よく排ガスを流してやることで,低回転からタービンが回るようになり低速のかったるさが少し解消されます。また,高回転でも加速にパンチが出ます。 フロントパイプ交換による排気音の変化は,アイドリング時の音程が若干低くなった気がしただけで,音量が大きくなるということはありませんでした。また,エアクリを交換した時のような,高回転での音の変化はありませんでした。 マフラーに合わせてフロントパイプもフジツボにしたかったのですが,GTS-4用はラインナップされていませんでした。耐久性を考えてステンレス製のものを探していたのですが,2002年当時のHKSではTypeM用はあるのにGTS-4用はスチール製のみのラインナップ,APEXiではステンレス製があったのですが,パイプ径が太く低速域でのトルクがダウンしそうだったので却下。結局値段の安さから,HKSのスチール製75Фに決定しました。 【APEXi GT spec. FRONT PIPE】 HKSのフロントパイプに交換してからの6年間で,ER34のマフラー・フロントパイプ交換,R32での触媒・マフラー交換,BNR34でのフロントパイプ・触媒交換を通して,低回転でのトルク感や高回転でのパワー感の変化を色々と体感してきました。その結果,触媒より前の部分は容量を上げてやっても低速トルクが下がることはなく,タービンがより低回転で回るようになるので,むしろ低速トルクが上がり,そして高回転ではパンチが出るということがわかったので,ステンレス製であるという耐久性を考慮してアペックスのフロントパイプに交換してみることにしました。ちなみに現在では(2012年3月3日),GTS-4用をラインナップするのは,APEXiのみとなっています(下記参照)。
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