Top > Menu > Spec. > Review R32 SKYLINE GTS-4 (HNR32)

BNR34純正 ブレーキマスターシリンダー



 ECR33キャリパーを移植,それに伴ってローター径も拡大,パッドもグレードアップ,とブレーキを強化してきましたが,純正の状態よりは大分改善したものの,ER34と比べるとどうも踏み方に対しての効きが弱く感じていました。確かにER34とはローター径が違う訳ですが,それにしては効きがあまりに違い過ぎます。そこで残るは...と考えて,浮かんだのがマスターシリンダーとマスターバックです。ディーラーの方曰く,マスターバックの方はまず壊れない部品だそうなので,マスターシリンダーをBNR34用にして容量アップさせながらリフレッシュすることにしました。
 交換後,ペダルタッチの固さにまず驚かされました。WAKO'SのブレーキフルードSP-RとnismoのステンメッシュブレーキホースとProjectμのTYPE NRの組み合わせで,随分とペダルタッチがしっかりしたと思っていたのですが,それ以上になりました。ダイレクト感がさらに増し,微妙なペダルタッチもしっかり効きに変換されるので,運転が楽しくなりました。“効き”自体の方も,格段に良くなりました。踏力に対して,以前の倍近く効くような感じです。効きに関しては,単に容量アップだけの効果ではなく,前後バランスが変更になり,後ろの配分が増した効果も影響しているのだと思います。おかげで,リアのブレーキパッドがフロントと同時になくなるようになりました。
2012年3月3日改訂

To the tuning spec.

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