Top > Menu > Spec. > Review R32 SKYLINE GTS-4 (HNR32)

Mufflers


 

【FUJITSUBO LEGALIS R】
 2001年11月にR32に乗り始めて,3ヶ月後に行った記念すべき最初のチューニングです。およそ10年使用した純正マフラーは,さすがに音がうるさくなってきている状態で,スポーティで上品な音とパワーアップ,そして見た目の変化を期待して,まずはマフラーから交換することにしました。メーカーは,決まっていました。老舗フジツボです。爆音にはならず,当時流行っていた斜め跳ね上げではないマフラーで,さらに作りの良さも考慮して,フジツボのレガリスRをチョイスしました。また,ディーラーの方にも「マフラーは,フジツボか5ZIGENが取り付け具合がいいですよ。」と言われていたのも初心者の私には参考になりました。本当は,タイコの形状が異なるレガリスRエボリューションの方が欲しかったのですが,当時は適合にGTS-4は入っていなく普通のレガリスRにしました(あとから適合になっています)。
 装着後のインプレは,初めてクルマをいじったということもあって,もう感動,感激でした(笑)。中高回転重視のマフラーだけあって,走り出してすぐに全域でのトルクアップを体感することができました。アイドリングは純正より静かで,ちょっとスロットルを開けるとストレートシックスらしい,エンジンが滑らかに回っていく音が聞こえてきます。「俺,はまったな。」とこのときに悟りました(笑)。交換した日は冬にもかかわらず,窓を全開にしてあちこち走り回りました。

 

【FUJITSUBO Legalis Super R】
 5年間使用したレガリスRのメインタイコ前のフランジが錆びてぼろぼろになってきたので(他の部分はまだきれいだったので,おそらく冬季の間にリアタイヤで跳ね上げられた融雪剤の影響でしょう),フルステンレスのマフラーに交換することにしました。個人的にはタイコ型のマフラーの方が好きなのですが,今回はイメチェンで砲弾型にしてみました。音量の方が心配でしたが,5年間使用して若干音量が大きくなっていたレガリスRと比べて少し大きくなった程度です。このマフラーは,砲弾型にしては静かな方ですがサイレンサーの中で口径を絞るのではなく,メインサイレンサーとサブサイレンサーの容量の大きさで音量を抑えてあります。重量増が懸念されますが,分割式でない1本のストレート構造なので,タイコ型のレガリスRよりは約3kg軽量ですし,他メーカーの砲弾型よりも若干軽めになっているようです。レガリスRに比べて抜けがいい分,低回転域でのトルクはややダウンし,中・高回転でのパワーの盛り上がり感はアップします。また,中・高回転でのフルブースト時の音質は,レガリスRよりもレーシーなサウンドになっています。


【FUJITSUBO Legalis R】
 低〜中回転でのトルクアップと品の良いサウンドを求めて,再びレガリスRにしました。今度はフルステンです。ワタナベを履いたスタイルには普通のレガリスRのタイコデザインの方がしっくりくるだろうと思い,今回もtype EVOLUTIONの装着を見送りました。交換後は,同時に換えたタービンアウトレット,フロントパイプの効果と相まって,低〜中回転でのトルクが増し,レガリススーパーRよもり随分音量が小さいにも関わらず,高回転でのパワー感も同じかそれ以上になりました。「低回転からスムーズにパワーが出て,静かで速い」という理想に近づきました。


【REIMAX オールステンレスマフラーシステム】
 上記の仕様でも,高回転域でそれなりにパワー感が得られていたのですが,どうしても6000 rpm以上では頭打ちの状態でした。そこで, マフラーの抜けを絶妙に良くしようと,メインパイプ径80 mmでストレート構造のレイマックスに交換してみました。
 7年ぶりのマフラー交換,音とパワー感がどうなるかワクワクでした。結果,低回転でのトルク感は落ち,高回転ではストレスなく吹け上がるようになりました。排ガスが触媒・マフラーを通って,温度低下により体積が収縮した後でも,メインサイレンサー内で絞られているかどうかでパワーの出力特性が変化するんですから,おもしろいですね。音の方は,低回転では若干低音が強調され,意外にも中〜高回転ではレガリスRよりも静かになりました。高速でも音楽が良く聞こえるようになって快適です。
2015年10月29日改訂

To the tuning spec.

inserted by FC2 system