Top > Menu > Spec. > Review R32 SKYLINE GTS-4 (HNR32)

BLITZ SBC i-D V & POWER METER i-D V


 

 念願のブーストアップ。ブーコンは,@安定したブーストコントロールが可能,Aデザイン,という2点を考慮してBLITZのSBC i-D Vを選択しました。このモデルは,POWER METERとLinkするという点も興味が大ありでした。Vが発売され新たにブラックのモデルが追加になったので,購入に踏み切りました。シンプルなインテリアをコンセプトに,取り付け位置は,このために空けておいたセンターコンソールの1DINスペース。わざわざ1DINのオーディオをあらかじめチョイスしてスペースを確保していました(オーディオを買った当時は,R32 GT-R純正の3連メーターを移植しようと思っていたのですが,純正メーターの精度に疑問を感じその計画はなしになりました)。それに,この場所なら,走行中もまぁまぁ見やすい位置と言えるでしょう。
 しかし問題が......もともとエアコンのコントロールパネルが取り付けてある場所であり,正確には1DINスペースと一致しているわけではないのです。よって,取り付けるためのパネルは,完全に自作しなければなりません。センターコンソールをばらし,寸法を測り,設計図を作製。0.5mm厚のアルミを切り,角材をあてて慎重に曲げ,パネルを作製しました。
 試作品1号を車両に合わせしてみると......なんと!ジャストフィット!!もともと工作には自信があったわけですが,一発でうまくいくとは!そして,0.2mm厚のドライカーボン板を購入し,前面に貼り付け,パネルが完成。ブーコンとパワーメーターがかなりいい感じに取り付けできました。

     

 下の写真のように,見事オーディオとともにR32のブラック系のインテリアに溶け込み,満足度合いは★★★★★です!


 バルブユニットへのシリコンホースと電源は,裏技の配管&配線で取り付けてもらいましたが,かなり安定してブーストが制御できていると思います。普段の設定ブースト圧は0.75×100kPaにしています。ちょっと加速を楽しみたいときは0.85にしてみるのですが,この設定値だとピークブーストに到達しない中低速のトルクアップが体感できます。もちろん高回転域での伸びもかなり気持ちよくなります。

 POWER METER i-Dは,車重・駆動方式・ボディ形状による補正値を入力すると,加速度からパワーを演算して表示してくれます。かなり厳しめに出るということは聞いていましたが,現在のところ236PSがピーク値です。デジタル表示だけでなく,シャーシダイナモのようにパワー曲線を表示することもでき,けっこうおもしろいツールです。


 後日,バルブユニットに入る側のシリコンホースにエアフィルターを付けました。ブローバイガスがここも通るので,ユニットを保護するために取り付けました。HKSのEVCにはついてくるパーツらしいのですが,BLITZのSBC i-D Vにはついてきません。SBCのバルブユニットは,エアフィルターを付けなくても大丈夫ということなのでしょうが,念のためです。EVCの補修パーツとして1個\800で購入することができます。
2012年3月3日改訂

To the tuning spec.

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