Top > Menu > Spec. > Review R32 SKYLINE GTS-4 (HNR32)

SplitFire Super Direct Ignition System



 19万6千kmでとうとうイグニッションコイルの1つに不都合が現れました。症状としては,フルブースト時に4000rpmから1気筒失火しボクサーエンジンのようなサウンドになるというもの。我が家で乗っていたER34でも経験済みだったので,不調の原因がすぐコイルだとわかりました。20万kmまで持って記録を打ち立てたいと思っていたところだったので残念でしたが,まぁ,10万キロを超えたあたりから壊れるという話はよく聞くので,大健闘した方でょう。

 コイル交換ついでに,コイルまでのサブハーネスとハーネスを固定するクリップ,2年間でおよそ3万km使ったプラグも交換することにしました。

 

 15年半,19万6千km使用したサブハーネスと新品ハーネスの差がおもしろい(写真左)。カチンコチン&パリパリになったハーネスは,立ちます!(写真右)これが本当のイグニッションブリッジ!?(笑)
 スパークプラグは,スーパーダイレクトイグニッション単体の効果を体感するために,これまで使用していたものと同じHKSスーパーファイヤーレーシングにしました。熱価もNGK 7番相当のS35です。


 それにしてもRB26を除くRBエンジンは,インテークパイプがヘッドの上を横断しているため,ただのプラグ交換なのに作業が面倒ですね。RB25+トラストサージタンクに惹かれます(笑)。

 

 すべて元通りにして完成。面倒な作業ですが,スプリットファイアの青いコイルが「交換したぞ!」という気持ちにさせてくれてGoodです(笑)。私はプラグチェックのしやすさとコイルの放熱性を考えて,予備のプラグカバーをパワトラの台座部分を残してカットして装着しています(元々のカバーは部屋に飾ってあります)。
 交換の効果はしっかりと体感できました。アクセルのツキが良くなり,なめらかに回ります。高回転でもパンチが出ました。本来のRB20のフィーリングを取り戻した感じがします。
2012年3月3日改訂

To the tuning spec.

inserted by FC2 system