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Kansaiサービス カーボンフロントアンダーカバー



 BNR34で納車後にフロントディフューザーを装着したことで,高速走行時のフロントタイヤの接地性向上を体感できていたので,HNR32でもその効果を狙って取り付けました。候補に検討したのは,AbflugとKansaiサービスの商品です。Abflugの商品は,BNR34と同様にリップスポイラーのさらに下側に取り付けるタイプで,路面とのクリアランスが小さくなる分効果が得られそうですが,フラットになるのはオイルパン手前までです。Kansaiサービスの方は,リップスポイラーの下面と同じ高さで,フロントメンバージャッキアップポイント手前までボディ下をフラットにする形状になっていて,さらにエアポケットを設けることで気圧差からダウンフォースを得る仕掛けになっています。覗き込まないと装着しているのがわからない(目立たない)点とフロントメンバーとしっかり固定できそうな点から,Kansaiサービスを選択しました。

 

 まず,ステーをフロントメンバーに取り付けますが,取り付ける前に防錆塗装をしておきました。ねじ穴を合わせるためにアンダーカバーを一部やすりで小加工する必要はありましたが,フィッティングは概ね良好で大幅な加工・修正は不要でした。ただし,リップスポイラー下側のブレーキダクトと共締めする箇所は,付属のボルト&ナットで取り付けるのは脱着のことを考えると現実的ではないので,内装パネル用の樹脂製リベットで取り付けました。

 

 効果は,意外にも80km/hを過ぎたあたりから体感することができました。風を切る音が小さくなり,フロントタイヤの接地性が良くなりました。その恩恵はやはり高速走行時で,ステアリングの落ち着きが増したので,運転が楽になりました。現代の車は,スポーツ系の車でなくても下面がフラットになっていますが,ちゃんと効果があるんですね。
2012年5月5日改訂

To the tuning spec.

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